祭から1週間。ここ1カ月くらいは地域全体が忙しない雰囲気だった。盆明けから少しずつ祭モードにシフトして、子どもたちが、友人たちが、地域の方々が、日々の生活の一部を祭の準備や練習に充ててきた。そんな祭シーズンの様子も昨夜のばんばらい(祭の打ち上げ)で一段落。町が通常運転に戻った感じがする。朝はタグラグビーの練習に。子どもたちに祭の感想を聞いてみる。大太鼓を叩いた小6男子たちには特に印象に残る祭だったみたい。祭当日に町内で声をかけてくれたり、写真を撮ろうと言ってくれたり、気兼ねなく接してくれる子どもたちとのコミュニケーショがこれまでの祭とは違って新鮮だった。祭明けということもあり、練習は手短に終了。そのまま町内をランニング。町外れの田畑が広がるエリアへ行くと、青空を背に田んぼ一面が黄金色に色づき出している。収穫が終わっている田んぼもぽつぽつと。稲刈り後の落ち穂をついばむ鳥は大喜び。良い風景。もっともっと当たり前のことの中に美しさを見出したい。祭の与えるインパクトが大きいことは勿論だけれど、年に一度のイベントに頼るばかりではこの先は無いと思う。とは言え、祭は出るし、地域の活動には可能な限り参加していきたい。目の前のことを全力で楽しみながら、時に悶々としながら、転がっていくしか無い。
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